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10月16日-06号

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  1. 宇治市議会 2012-10-16
    10月16日-06号


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    最終取得日: 2021-09-28
    平成24年  9月 定例会(1) 議事日程             議事日程(第6号)                         平成24年10月16日                         午後1時 開議第1.諸報告第2.諮問第2号 人権擁護委員候補者を推薦することにつき意見を求めるについて第3.議案第57号 平成24年度宇治市一般会計補正予算(第3号)   議案第58号 平成24年度宇治市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)   議案第59号 平成24年度宇治市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)   議案第60号 平成24年度宇治市水道事業会計補正予算(第1号)第4.議案第61号 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第62号 宇治市防災会議条例及び宇治市災害対策本部条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第63号 宇治市火災予防条例の一部を改正する条例を制定するについて第5.議案第64号 宇治市簡易水道事業等給水条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第65号 宇治市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて第6.議案第66号 宇治市水道事業給水条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第69号 市道路線の認定について   議案第70号 折坂三番割線(新茶屋踏切道踏切拡幅工事委託に関する基本協定を締結するについて第7.議案第67号 宇治市敬老祝金条例を廃止する条例を制定するについて   議案第68号 宇治市生涯学習センター条例の一部を改正する条例を制定するについて第8.議案第73号 平成23年度宇治市一般会計歳入歳出決算認定について   議案第74号 平成23年度宇治市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定定について   議案第75号 平成23年度宇治市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第76号 平成23年度宇治市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第77号 平成23年度宇治市墓地公園事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第78号 平成23年度宇治市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第79号 平成23年度宇治市飲料水供給施設事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第80号 平成23年度宇治市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第81号 平成23年度宇治市水道事業会計決算認定について第9.請願第24-5号 小学校長期休暇中における育成学級の8時開所を求める請願第10.意見書案第14号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書   意見書案第15号 米軍輸送機「オスプレイ」配備撤回を求める意見書   意見書案第16号 大飯原発の再稼働中止を求める意見書第11.閉会中継続審査・調査(2) 会議に付した事件   日程追加 障害福祉サービス事業所「支援センターやすらぎ」に関する不正受給の調査に関する動議   日程第1から日程第11まで(3) 出席議員   議長    堀 明人君   副議長   宮本繁夫君   議員    片岡英治君      木沢浩子君         鳥居 進君      稲吉道夫君         金ヶ崎秀明君     浅井厚徳君         渡辺俊三君      木村正孝君         真田敦史君      石田正博君         長野恵津子君     荻原豊久君         久保田幹彦君     坂本優子君         山崎恭一君      池内光宏君         田中美貴子君     松峯 茂君         関谷智子君      川越 清君         水谷 修君      浅見健二君         矢野友次郎君     西川博司君         河上悦章君      坂下弘親君(4) 説明のため出席した者        市長          久保田 勇君        副市長         川端 修君        副市長         土屋 炎君        人事監         平本 恵君        市長公室長       栢木利和君        政策経営部長      中上 彰君        総務部長        中村俊二君        市民環境部長      松田敏幸君        市民環境部理事     宇野哲弥君        健康福祉部長      佐藤政紀君        健康福祉部理事     斉藤 剛君        理事          島峯克弥君        建設部長        安田修治君        都市整備部長      木下健太郎君        会計管理者       戸根安広君        消防長         関 比呂志君        水道事業管理者     桑田静児君        上下水道部長      岸本文子君        教育長         石田 肇君        教育部長        中谷俊哉君(5) 事務局職員出席者        局長          谷口 整        次長          薮下龍司        主幹          伊藤裕康        庶務係長        北池顕子        議事調査係主任     佐々木 繁(6) 速記者                    井ノ口清美     午後1時01分 開議 ○議長(堀明人君) これより本日の会議を開きます。----------------------------------- ○議長(堀明人君) お諮りいたします。  水谷修議員ほか2人から、障害福祉サービス事業所「支援センターやすらぎ」に関する不正受給の調査に関する動議が提出されております。この際、本動議を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、この際、本動議を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。-----------------------------------日程追加 障害福祉サービス事業所「支援センターやすらぎ」に関する不正受給の調査に関する動議 ○議長(堀明人君) これより日程に追加し、障害福祉サービス事業所「支援センターやすらぎ」に関する不正受給の調査に関する動議を議題といたします。 提出者の説明を求めます。木沢浩子議員。 ◆(木沢浩子君) (登壇)ただいま議題となりました地方自治法第98条第1項及び第2項並びに第100条第1項の規定により、障害福祉サービス事業所「支援センターやすらぎ」の不正受給を調査する特別委員会を設置する動議について、提案理由の説明を行います。 障害福祉サービス事業所「支援センターやすらぎ」による不正受給については、2010年5月、京都府と宇治市に対して市民から通報があり、発覚いたしました。京都府は、同年11月になり、初めて監査を行い、その結果、同事業所が行った2009年7月から2010年12月までの間の障害者自立支援法による介護給付費等の請求に不正があることが判明しました。 宇治市は、加算金を含む1,663万2,130円の返還請求を行っていますが、相殺により一部が回収されるとしていますが、同事業所からの返還はいまだなされておりません。同事業所は、今回の監査により不正請求が判明した期間以前にも、2006年8月から合同会社として運営を行っており、宇治市が同事業所にこの間支払った介護給付費等の総額は3億5,238万6,275円になります。不正が明らかになったのは1年6カ月の間の居宅介護分5,448万2,524円に対してだけであり、残り約3億円については不正があったのか否かについてさえ、まだ調査さえできておりません。市民の通報から2年以上が経過しているにもかかわらず不正請求の全容が明らかになっていないのです。宇治市の対応は極めておくれていると言わざるを得ません。 地方議会は、当該団体の事務について調査する権能を持っており、この権能は地方自治法第100条に規定されているいわゆる100条調査権です。この調査権は当該執行機関だけでなく、外部の関係者を証人として喚問し、証言や資料提出を求めるために認められているものです。 地方自治法第100条3項では、「召喚された証人は正当な理由がないのに議会に出頭せず、もしくは記録を提出しないとき、または証言を拒んだときは6カ月以下の禁錮または10万円以下の罰金に処する」と規定され、同7項では、「虚偽の陳述をしたときは、これを3カ月以上5年以下の禁錮に処する」としています。このように、議会が行使することができる100条調査権は刑罰をもって保障されている強力な権限です。 同事業所について京都府は、指定障害福祉サービス事業所指定取り消し処分を行い、宇治市もまた障害者等移動支援事業者名簿及び障害者等日支援事業者名簿から登録を削除いたしました。同事業所を運営するNPO(特定非営利活動法人)が解散してしまえば、不正請求の全容を明らかにするためのその調査の遂行が困難になってしまいます。調査を急ぐ必要があり、議会として証人の召喚や事務調査の権能を発揮し、全容解明をすることが今求められています。 したがって、障害福祉サービス事業所「支援センターやすらぎ」に関する不正受給調査特別委員会を設置し、同委員会に地方自治法第98条第1項及び第2項並びに第100条第1項に基づく調査を行うために特別委員会を設置することを提案するものです。 以上です。 ○議長(堀明人君) これより質疑を行います。坂本優子議員。 ◆(坂本優子君) (登壇)障害福祉サービス事業所「支援センターやすらぎ」の不正受給を調査する特別委員会を設置する動議について、当局にお尋ねいたします。 先ほど、提案者の方からもありましたが、宇治市が支払ってきた3億5,200万円のうち、やっと5,000万円のところで調査が終わったということでありますが、残り3億円余りの調査はどうするのか、また調査をしているのか、お伺いします。 2点目ですが、同事業所は2006年8月に合同会社として設立されております。当時の理事長はどなただったのか、現在のNPO法人の理事長とは違うのかどうか、この点についてもお伺いいたします。 それと、この件に関して合同会社当時の理事長と面談をされているのかどうか、この点についても3点目としてお伺いします。 ○議長(堀明人君) 佐藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長佐藤政紀君) (登壇)支援センターやすらぎの件についての動議に関するご質問でございますが、まず、1点目の調査の関係ですけれども、5,000万円を調査して、残りの3億円の調査はいつになるのかというご質問でございますけれども、平成21年7月から平成22年12月までの居宅介護分不正受給に係る返還額が確定しておりまして、この期間における請求総額が約5,400万円となっておるところでございます。 本市では、この居宅介護の調査に引き続き、同じ平成21年7月から平成22年12月までの期間に係ります移動支援、日中一時支援につきましても調査を行っているところでございます。 この調査につきましては、10月末をめどに取り組んでおるところでございます。この調査が終了すれば、さきの居宅介護の約5,400万円と合わせまして請求総額約1億1,600万円分に対する調査を終了することになります。残る約2億3,600万円の請求に対する調査についてでございますが、この調査終了後に開始し、厳正に対処していきたいというふうに考えているところでございます。 次に、平成18年8月から平成21年6月までの合同会社当時の理事長はだれかということでございますが、当時の理事長は西島敏明氏でございます。 また、面談をしているのかということでございますけれども、不正受給の件につきましては、特定非営利法人になってからのことでございますので、この件での当時の理事長への面談はしておりませんけれども、今後、合同会社時代の調査をしていく中で必要に応じ面談をしていくこともあるというふうに考えておるところでございます。よろしくご理解を賜りたいと思います。 ○議長(堀明人君) 坂本優子議員。 ◆(坂本優子君) (登壇)2回目の質問を行います。 先ほど、居宅介護の約5,400万円と合わせ請求総額約1億1,600万円に対する調査を終了することになりますということで、今後、10月末までに移動支援日中支援のところで、合わせたら1億1,600万円ということでおっしゃってるんですけど、これ請求総額というのは違うんじゃないでしょうか。宇治市が支払ってきた分のところ、調査をする分の1,600万円になってくる、居宅介護と日中一時と要支援のところで合わせたらその分の調査が終了するということになるので、請求というのはまたちょっと違うんではないかというふうに思いますので、ちょっと訂正させていただきたいと思います。 それと、結局、10月末に3億5,200万円のうち3分の1が、やっと調査が終えられるということですよね。5,000万円のうちの1,600万円は確定してるけども、その後、10月末までの全体の1億1,600万円のところでは、どれぐらいの返還金額になるかというのは、またふえてくるということになってくるかと思うんですね。 そこでお聞きしますけれども、それ以前の2006年(平成18年)8月から2009年(平成21年)6月までは合同会社として事業を運営されていたということでありますけども、その分が3分の2、2億3,000万近くがまだどうなってるのかというところで不明なわけなんですけど、これを今後調査されていくということなんですけども、これ、実際のとこ、いつから調査を始めようと考えておられるのか、お尋ねします。 それと、この合同会社のときの理事長が、先ほどもおっしゃいました西島敏明氏であるということであります。現在のNPO法人のところの理事長とは違うわけですけども、この関係で本当に調査に応じるのかどうか非常に疑問なんです。だって、それで調査に入られて、不正が発覚した場合は返還請求がされるわけですし、刑事告訴もされるということになれば、なかなか厳しくなってくるかと思うんですけども、このあたりについてはどのように考えておられるのか、お聞きします。 ○議長(堀明人君) 佐藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長佐藤政紀君) (登壇)まず初めに、先ほどの1問目の最初の部分でございますけれども、さきの居宅介護の約5,000万円と合わせ請求総額約1億1,600万円分に対する調査というふうな表現をしておりますけれども、この件につきましては請求総額ということではなく、調査の金額対象の分が終了するということとなるということでございますので、あわせて訂正させていただきたいというふうに思います。 続きまして、2問目の分でございますけれども、残りの3分の2の調査についてのお話でございますけれども、現在、調査を行っております平成21年7月から平成22年12月までの移動支援、日中一時支援事業の調査を、先ほどもお答えいたしましたように今月末をめどに取り組んでいるところでございます。この調査が終了後、直ちに順次残りの期間の調査を開始していくという予定をしておるところでございます。 また、合同会社時代の不正が発覚した場合というようなお話でございますけれども、合同会社「支援センターやすらぎ」の当時の部分につきましては、今後調査を行っていくということになっております。この合同会社時代につきまして、調査状況に応じて当時の理事長との面談が必要になる、このような状況であれば、その状況に応じて面談を行っていくということになりますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。 ○議長(堀明人君) 坂本優子議員。 ◆(坂本優子君) (登壇)結局、10月までに2007年からの分の移動支援、日中一時支援の分が終わると、それで対象の宇治市が払ってきた1億3,000万近くの分が終わるんだということであれば、じゃ、来月からはもう手をつけていけるということになってくるんでしょうか。文福委員会でも10月までには調査を終えるんだということをおっしゃっているので、そのことでいえば、来月からでも手をつけていくということになってくるんでしょうか、そのことを再度お聞きしたいと思います。 それと、やっぱり実際に面談をして、宇治市役所へ来ていただくとか、もしくは出向いて、こういう問題がある、だからきちっと回答いただきたいということで、やろうと思えば、やっぱりフェース・アンド・フェースでやらないと、電話とかそんなんだけではあかんわけで、本当にその方が応じてくれるのかどうかというのは、非常に懸念するところなんです。そういう点では、なかなか調査が進んでいなかったというとこら辺で、もっと時間がかかってくるのかなということを改めて思っているところなんですけども、その点についてだけ最後にお尋ねしたいと思います。10月末で2007年以降の分が終わるということであれば、じゃ、2006年から合同会社として設立された分は11月からでも手をつけていけるのかどうか、その点だけ、ちょっとお伺いします。 ○議長(堀明人君) 佐藤健康福祉部長。 ◎健康福祉部長佐藤政紀君) (登壇)先ほども答弁させていただいておりますとおり、平成21年7月から平成22年12月までの移動支援、日中一時支援の分につきましては、この10月をめどに調査を終了する予定で現在取り組んでいるところでございます。この部分の調査が終了次第、引き続き他の期間の分につきましても直ちに順次調査を開始していくということとしております。 また、この調査等を含めて対応に時間がかかっている、その点についてのご質問かと思いますけれども、過日の10月9日の文教福祉常任委員会でも資料でご報告をさせていただいておりますとおり、この件につきましては、多額の不正受給額やその手口などから悪質な案件であるというふうに考えておりまして、今後、このような不正が行われないように厳正に対処するために、現在、顧問弁護士と鋭意協議を進めているところでございまして、条件が整い次第、刑事告訴等ができるように早急に必要な対応を図っていくと、このように私どもも報告させていただいているところでございます。どうかご理解を賜りたいと存じます。 ○議長(堀明人君) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(堀明人君) これより討論を行います。久保田幹彦議員
    ◆(久保田幹彦君) (登壇)障害福祉サービス事業所「支援センターやすらぎ」に関する不正受給の調査に関する動議に対し、反対する立場から討論を行います。 障害者・障害児の介護等に要する経費である介護給付費について、今回の支援センターやすらぎに係る不正受給事案につきましては、制度の根幹にかかわる非常に重大で悪質な案件であります。 つきましては、本事案については当該事業者に対し厳正な対応を行うとともに、再発防止に努める必要があると考えております。 本案件について、返還請求に対し事業者が返還に応じていない状況の中、当局としては既に介護給付費等返還額等との債務相殺に着手し、債権回収に努めておられ、今後、早急に刑事告訴等を行っていくと所管の常任委員会で答弁されていると伺っております。 また、支援センターやすらぎに係る移動支援事業、日中一時支援事業登録削除に伴い、利用者が登録削除後も他の事業所に円滑に移行しサービス利用ができるよう、きめ細やかな対応をとられているとも伺っております。 したがいまして、当局が既に不正受給の調査を実施していること、不正受給額の返還に向けて取り組みを進めていること、また刑事告訴等も含め、条件が整い次第、早急な対応を図っていくとされていることから、今後も当局の対応にゆだねることが適当と考え、本動議に対して反対するものであります。 以上です。 ○議長(堀明人君) 坂本優子議員。 ◆(坂本優子君) (登壇)障害福祉サービス事業所「支援センターやすらぎ」の不正受給を調査する特別委員会を設置する動議について、賛成の討論を行います。 この問題は、2010年5月、市民の通報により発覚いたしました。12月に京都府が当事業所に調査に入り、その結果、2009年7月から2010年12月の間の障害者自立支援法による介護給付費の請求に不正があることが判明し、この時点で宇治市に関して確定した金額は加算金を含む1,663万2,130円であります。しかし、実際は同事業所が合同会社として事業を開始した2006年8月から市が支払った介護給付費の総額は3億5,238万6,275円にも上っております。現在、返還が確定しているのは、2009年7月からの居宅介護分だけであります。2年前から調査が行われ、ことしの10月に当該委員会に7回もの報告が出されていますが、いまだ全容解明はできておりません。調査がされたのは3億5,000万円のうちわずか5,000万円で、先ほどの質疑で明らかなように、移動支援、日中一時支援の支給分がこの10月末にやっと終了するということであります。これで3億5,200万円のうち3分の1の調査が終わり、残り3分の2、2億3,000万円はまだこれからという事態であります。 同事業所は2006年8月に合同会社として、2009年にNPO法人として事業を運営されておられます。合同会社当時の理事長と現在の理事長は違う人物であるということも明らかになりました。事業内容は継続されているとしても、責任者がかわっているもとで、調査がされれば不正のあるなしがはっきりしてくるわけで、場合によっては返還請求が生じることにもなります。こうした調査に当事者が応じるのかどうか甚だ疑問でありますし、いまだ合同会社当時の理事長とは面談もされていないということもはっきりといたしました。この際、議会の中で100条委員会を設置して、関係者を証人として喚問して調査をする必要があります。 また、当局は、条件が整い次第、刑事告訴等ができるよう早急に必要な対応を図ると述べられております。これについては私も異存がないわけで、早急に調査を行って刑事告訴をしていくべきだと思うわけですが、未解明の分について、議会としても100条委員会を設置して市民に早く明らかにする、全容を解明していく、このことが非常に重要であると思います。なぜなら、告訴のところでは時効という制約もありますし、そうしたことを考えるならば、早急な対応を図らなければならないと考えます。 よって、100条委員会の設置を求める動議に賛成するものであります。 ○議長(堀明人君) 木村正孝議員。 ◆(木村正孝君) (登壇)障害福祉サービス事業所「支援センターやすらぎ」に関する不正受給の調査に関する動議に対して、社会議員団を代表して賛成討論を行います。 まず、障害福祉サービス事業所「支援センターやすらぎ」を運営するNPO法人清和福祉会による不正受給問題は、大変重要で深刻な問題であります。 その理由は次の点にあります。 まず第1は、障害者福祉の現場で起こった問題であること。その第2は、外出などを手助けする移動支援障害者自立支援法介護給付対象居宅介護と偽り請求していたこと。その3は、その期間が2006年8月から2012年7月までの約6年間と長期にわたること、また支払い金額が総額3億5,000万円を超える巨額であること。その4は、府の改善勧告後も給付費を不正受給し続けていたこと。その5は、清和福祉会は非営利で公共サービスを提供すべきNPO法人であることなどです。 地方自治法に基づく100条委員会は議会の調査権を発動するもので、当事者である市当局の調査と並行して行うことに何ら問題はないものです。同条第1項は、「普通地方公共団体の議会は当該地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係人の出頭及び証言並びに記録の提出を請求することができる」と定めており、これらの権限は罰則規定により担保され、調査結果は議長に報告の上、議会としての勧告・要望が行われるもので、100条調査権と言われるものです。 近年の例としましては、宮城県石巻市議会が、本年5月31日、瓦れき処理の作業を請け負った市内の建設会社が費用を不正に受け取った疑いがあるとして、100条委員会の設置を可決しています。その調査の結果、建設会社は総額480万円を市に返納したことや、ほかにも虚偽報告などがあったことが報じられております。 また、国会では、原発事故調査として、当事者としての政府事故調、東電事故調とは別に国会事故調が設置され、本年7月5日、国民に対しその報告がなされており、重要な問題に対し立法機関としての独自調査の重要性が明らかにされました。 平成23年3月に議会基本条例を制定した本議会は、市民に開かれた議会を目指し、本年4月に開催した市民と議会のつどいを初め、請願等の審査に当たり、委員会に参考人招致を行い、関係市民のご意見をお聞きしたり、請願採択後、議会として自転車の安全利用促進条例づくりを行い、素案をもとに公聴会を開催するなど、議会改革に精力的に活動を進めています。 このような経過を踏まえれば、今回の福祉分野における不正受給問題に対し、議会として積極的にかかわり、不正な公金搾取を初め重要な問題に対し調査権をもって市民に明らかにする責任があると思います。 以上の趣旨から、本議会は100条委員会を設置すべきものと考え、賛成討論といたします。 ○議長(堀明人君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(堀明人君) これより本動議を採決いたします。 お諮りいたします。 本動議に賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団、社会議員団及び片岡議員起立) 起立少数であります。 よって、障害福祉サービス事業所「支援センターやすらぎ」に関する不正受給の調査に関する動議は否決されました。----------------------------------- △日程第1 諸報告 ○議長(堀明人君) 次に、日程第1、諸報告を行います。 市長から報告のありました報告第29号及び報告第30号の2件については、その写しをお手元に配付いたしておりますので、ごらんおき願います。----------------------------------- △日程第2 諮問第2号 ○議長(堀明人君) 次に、日程第2、諮問第2号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。久保田市長。 ◎市長(久保田勇君) (登壇)ただいま議題となりました諮問第2号「人権擁護委員候補者を推薦するにつき意見を求めるについて」につきましてご説明を申し上げます。 本件は、本市人権擁護委員10名のうち、8名の方の任期が平成25年3月31日をもって満了いたしますことから、藤原了孝氏、入江宗輔氏、原田眞智子氏、関河久美子氏、池田富美氏、門脇洋子氏、小松美惠子氏、田村貴哉氏を引き続き人権擁護委員候補者として推薦をいたしたく、議会の意見を求めるため諮問をいたすものでございます。 よろしくご審議をいただき、ご賛同の意見を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(堀明人君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(堀明人君) お諮りいたします。 本諮問については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、本諮問については、委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(堀明人君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(堀明人君) これより諮問第2号を採決いたします。 本諮問は適任とする意見を付することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、諮問第2号は適任とする意見を付することに決しました。----------------------------------- △日程第3 議案第57号から議案第60号まで ○議長(堀明人君) 次に日程第3、議案第57号から議案第60号までの4議案を一括して議題といたします。 これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(堀明人君) お諮りいたします。 4議案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、4議案については、委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(堀明人君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(堀明人君) これより議案第57号から議案第60号までの4議案を一括して採決いたします。 4議案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、議案第57号から議案第60号までの4議案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第4 議案第61号から議案第63号まで ○議長(堀明人君) 次に日程第4、議案第61号から議案第63号までの3議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。総務常任委員会 西川博司委員長。 △総務常任委員長報告 ◆総務常任委員長(西川博司君) (登壇)ただいま議題となりました議案第61号、特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて、議案第62号、宇治市防災会議条例及び宇治市災害対策本部条例の一部を改正する条例を制定するについて、議案第63号、宇治市火災予防条例の一部を改正する条例を制定するについて、以上3議案について、本委員会が平成24年10月1日に市当局から説明を受け、審査いたしました結果についてご報告いたします。 3議案については、討論はなく、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目については、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                         平成24年10月2日 宇治市議会議長 堀 明人様                      宇治市議会 総務常任委員会                         委員長   西川博司             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第61号 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第62号 宇治市防災会議条例及び宇治市災害対策本部条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第63号 宇治市火災予防条例の一部を改正する条例を制定するについて2.審査結果   上記3議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議案第61号〕 (1) 質疑及び意見・要望の項目  ◯給与減額に基準はあるのかについて  ◯附則12の「当分の間」と附則13の「平成24年11月」をどのように適用するかについて〔議案第62号〕 (1) 質疑及び意見・要望の項目  ◯救援物資等を被災地に確実に供給する仕組みの創設は、法改正で義務付けられているのかについて  ◯地域防災計画の策定に自治会及び町内会の意見を取り入れるべきについて〔議案第63号〕 (1) 質疑及び意見・要望の項目  ◯急速充電設備の市内設置状況と今後の見通しについて----------------------------------- ○議長(堀明人君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(堀明人君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(堀明人君) これより採決いたします。 3議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 3議案は委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、議案第61号から議案第63号までの3議案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第5 議案第64号及び議案第65号 ○議長(堀明人君) 次に、日程第5、議案第64号及び議案第65号の2議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。市民環境常任委員会 石田正博委員長。 △市民環境常任委員長報告 ◆市民環境常任委員長(石田正博君) (登壇)ただいま議題となりました議案第64号、宇治市簡易水道事業等給水条例の一部を改正する条例を制定するについて及び議案第65号、宇治市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについての2議案につきまして、本委員会が平成24年10月3日に市当局から説明を受け、審査いたしました結果についてご報告いたします。 2議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目につきましては、委員会審査報告書に添付しておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                         平成24年10月4日 宇治市議会議長 堀 明人様                    宇治市議会 市民環境常任委員会                         委員長   石田正博             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第64号 宇治市簡易水道事業等給水条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第65号 宇治市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて2.審査結果   上記2議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議案第64号〕 (1) 質疑及び意見・要望の項目  ◯上位法の改正に伴う、条例改正について   ①改正漏れがあった場合に責任を担う部署の明確化について   ②今後、改正漏れを防いでほしいことについて   ③顧問弁護士に確認してもらうことが契約上可能かについて〔議案第65号〕 (1) 質疑及び意見・要望の項目  なし----------------------------------- ○議長(堀明人君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(堀明人君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(堀明人君) これより議案第64号及び議案第65号の2議案を一括して採決いたします。 2議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 2議案は委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、議案第64号及び議案第65号の2議案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第6 議案第66号、議案第69号及び議案第70号 ○議長(堀明人君) 次に、日程第6、議案第66号、議案第69号及び議案第70号、以上3議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。建設水道常任委員会 坂本優子委員長。 △建設水道常任委員長報告 ◆建設水道常任委員長(坂本優子君) (登壇)ただいま議題となりました議案第66号、宇治市水道事業給水条例の一部を改正する条例を制定するについて、議案第69号、市道路線の認定について及び議案第70号、折坂三番割線(新茶屋踏切道踏切拡幅工事委託に関する基本協定を締結するについて、以上3議案について本委員会が平成24年10月4日に実地調査を行い、市当局から説明を受け、審査いたしました結果についてご報告いたします。 3議案については、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目については、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                         平成24年10月5日 宇治市議会議長 堀 明人様                    宇治市議会 建設水道常任委員会                         委員長   坂本優子             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第66号 宇治市水道事業給水条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第69号 市道路線の認定について   議案第70号 折坂三番割線(新茶屋踏切道踏切拡幅工事委託に関する基本協定を締結するについて2.審査結果   上記3議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議案第66号〕 (1) 質疑及び意見・要望の項目  ◯施行令の4条が5条に条項移動したことをもう少し詳しく説明してほしいことについて  ◯4条から5条への変更で何か新しく加わったのかについて  ◯条がずれたことによる具体的な中身は何か、どういう内容が主な内容であったかについて  ◯水道法施行規則の一部改正が今年の4月1日から施行になったが、この関係については今回の条例に入っているのかについて  ◯ずさんな水質管理があった関係で規則改正されているが、契約書の問題やバックデータ等については今どのような取り扱いをしているのかについて  ◯水道法施行規則の一部改正の内容を上下水道部として把握をして、この条例に関係するのかしてないのか、改正があるのかないのかについて  ◯市が登録検査機関に水質検査を依頼することは全くないのかについて  ◯登録検査機関との契約書を資料として請求したいことについて〔議案第69号〕 (1) 質疑及び意見・要望の項目  ◯五ケ庄253号線について   ①今回特に市道とする趣旨はどこにあるのかについて   ②道路改良事業としては国からの補助の対象となっているのかについて  ◯広野町289号線・広野町290号線・広野町291号線について   ①私道のときもきれいに整備・管理されていたことについて   ②私道でも必要であれば白線を引く等の管理をすることもあり得るのかについて   ③市道認定した後の整備の予定について  ◯槙島町210号線について   ①今後、用地買収してきれいに整備されるのはいつごろになるのかについて〔議案第70号〕 (1) 質疑及び意見・要望の項目  ◯55%が国の補助金だが、府の関係は財源としてないのかについて  ◯地方特定道路整備事業費はどれくらいあるのかについて  ◯地方特定道路整備事業費については対象事業費の90%が起債でどれくらい返ってくるかは時々によって変わるのでわからないが、今までの実績からいくと大体その前後になる見込みなのかについて  ◯用地費で市の持ち出しがどれくらいあったのかについて  ◯他のところでも今回と同様のことをしようとするときの市の基準はあるのかについて  ◯京阪とJRで延長に差はないのに工事費に大きな差があるのはなぜかについて  ◯折坂三番割線の市道をまたぐところを複線化するときにはJRが苦労をするということでよいのかについて  ◯府道との間が短いので、府道を拡幅して右折レーンをつくらないと渋滞解消にはならないことについて----------------------------------- ○議長(堀明人君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(堀明人君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(堀明人君) これより議案第66号、議案第69号及び議案第70号、以上3議案を一括して採決いたします。 3議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 3議案は委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、議案第66号、議案第69号及び議案第70号、以上3議案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第7 議案第67号及び議案第68号 ○議長(堀明人君) 次に、日程第7、議案第67号及び議案第68号の2議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。文教福祉常任委員会 山崎恭一委員長。 △文教福祉常任委員長報告 ◆文教福祉常任委員長(山崎恭一君) (登壇)ただいま議題となりました議案第67号、宇治市敬老祝金条例を廃止する条例を制定するについて及び議案第68号、宇治市生涯学習センター条例の一部を改正する条例を制定するについての2議案につきまして、本委員会が平成24年10月2日に市当局から説明を受け、審査いたしました結果についてご報告いたします。 議案第67号については、日本共産党宇治市会議員団委員から反対討論が、公明党宇治市会議員団委員から賛成討論がそれぞれ行われ、採決の結果、民主党宇治市会議員団委員、自由民主党宇治市会議員団委員、公明党宇治市会議員団委員及び無会派委員が賛成し、賛成多数で可決すべきものと決しました。 議案第68号については、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑、意見・要望の項目及び討論の詳細については、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                         平成24年10月3日 宇治市議会議長 堀 明人様                    宇治市議会 文教福祉常任委員会                         委員長   山崎恭一             委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第67号 宇治市敬老祝金条例を廃止する条例を制定するについて   議案第68号 宇治市生涯学習センター条例の一部を改正する条例を制定するについて2.審査結果   上記2議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議案第67号〕 (1) 質疑及び意見・要望の項目  ◯敬老祝金の節目支給はいつから実施しているのかについて  ◯生き生き手帳を作って3年たたない間にこのような変更は妥当なのかについて  ◯敬老祝金等も制度であって、制度で支えているのになぜ現金支給の部分だけ廃止なのかについて  ◯廃止に伴う予算削減額について  ◯高齢者施策基本方針を敬老祝金にかわるすばらしいものと見ていないことについて  ◯今回の制度変更に伴う予算の削減額と増加額について  ◯トータルで経費が削減となっているのであれば充実でないのではないのかについて  ◯公共施設の改修を高齢者福祉施策の財源の中で行うのはおかしいのではないかについて  ◯今回廃止する個人給付と残す個人給付の考え方について  ◯敬老祝金を廃止しなかった場合の2025年までの経費の推移について  ◯今回の制度変更により生じる経費の2025年までの推移について  ◯民間の力を生かすのは大切だが、行政としてもみずから汗をかくべきについて  ◯持続可能な制度で支える高齢者施策の再構築に対する基本的な考え方について  ◯宇治市の高齢化の特徴と問題について  ◯説明責任を果たすべきについて  ◯敬老祝金はどういう行政的位置づけをしてきたのかについて  ◯意義がなくなったから廃止するのかについて  ◯2000年の見直し時はアンケートをとっていたが今回は何かしているのかについて  ◯今回行ったアンケート結果の中身はどのようなものであったかについて  ◯認知症グループホーム利用者の市民税非課税者数について  ◯あんま・マッサージ等利用者の市民税非課税者数について  ◯実態に合った制度設計をすべきについて  ◯狭い範囲で高齢者福祉を考えるのではなくて、市全体の中で考えるべきについて  ◯本当の意味で高齢者施策に責任を持つことについて  ◯今後の本市の高齢化率の推計と出生率の関係について (2) 討論の詳細  ①日本共産党宇治市会議員団委員    議案第67号「宇治市敬老祝金条例を廃止する条例を制定するについて」反対の討論を行います。    市は、「宇治市高齢者保健福祉計画・第5期介護保険事業計画」の中で、個人給付的事業の見直しをして、「制度で支える高齢者施策基本方針」を策定し、その中で、高齢者あん摩・マッサージ・指圧・はり・きゅう施術費助成事業について、現在、すべての高齢者を対象者にしているものを市民税非課税者に制限し、敬老祝金や長寿記念品を廃止しようとしている。    敬老祝金は、1980年、昭和55年にスタートして、当初は70歳以上の高齢者に5,000円を贈っていたものを2000年から満70歳に1万円、77歳で2万円、88歳で3万円、100歳で5万円に見直しをして、現在に至っています。    このように高齢者にとって、敬老祝金は市から長寿を祝ってもらえる制度として定着してきています。質疑の中でも「敬老祝金は高齢者の長寿を祝い、老人福祉に寄与するものとの行政的意義については、今もその考えには変わりがない」との答弁もありましたが、こうした施策はこうした考えとも矛盾するものであります。    市は、「個人給付的事業を見直して、制度で支える施策」を行うとしていますが、敬老祝金などの廃止によって、削減される予算は9,300万円で、一方新規事業に要する費用というのは五、六千万に過ぎず、結局、経費削減のために廃止しようとするものです。    そもそも福祉制度というのは、個人を支援する、こういう制度であって、高齢者福祉事業は高齢者個人が享受するものであります。    よって、経費削減によって高齢者福祉を後退させるような「宇治市敬老祝金条例を廃止する条例」に反対するものであります。  ②公明党宇治市会議員団委員    議案第67号「宇治市敬老祝金条例を廃止する条例を制定するについて」に賛成の立場で討論を行います。    敬老祝金については、本市に居住する高齢者の長寿をお祝いし、あわせて老人福祉の増進に寄与することを目的に、満70歳以上の全高齢者に年額5,000円を支給する制度として、昭和55年度に創設されました。    その後、平成12年度に現行の節目支給の制度に改められ、現在に至っているものであります。    本市の高齢化の特徴として、人口に占める団塊の世代の方々の割合が他市に比べ多い人口構造にあることや本市の総人口もついに人口減少時代に突入することとあわせ、今後急激に高齢化が進行し、13年後の団塊の世代の方々が75歳を迎える平成37年には、高齢化率が、30.3%と本市で初めて30%の大台を突破することが予測されております。また、これに伴い、介護保険を初め、多くの高齢者関連施設・事業すべてについて、対象者の自然増等による事業費の増大が見込まれています。    加えて、敬老祝金を現行制度のまま継続実施した場合、概算で、平成25年度については、対象者約5,200人で、支給額は約8,600万円。その後、平成30年度には、1億円の大台を突破し、ピークとなる平成37年度には、約1億2,000万円の単年度支出が見込まれることも答弁で明らかとなりました。    人口や経済の右肩上がりの時代が終わり、本市においても人口減少と少子高齢化が本格的に進展していく中で、支える側より支えていく側が増加傾向になる、それを踏まえますと、これまで前提としてきた旧来の手法ではもう立ち行かなくなってきているのも事実ではないかと考えます。    「あれもこれも」の時代から「あれかこれか」の時代において、個人給付的事業ではなく、制度・仕組みといったもので高齢者全体を支えていく、また、高齢者の命と暮らしを守っていく、そうした視点で施策にシフトすべきであり、「選択と集中・重点化」を図っていくべきであると考えます。    したがいまして、今般の大きな方針転換に関して、現在及び将来、高齢者になられる方々に対して、あらゆる機会を通じて、丁寧な説明に努め、祝金廃止の趣旨を十分に理解していただく努力を当局側には強く要望し、議案第67号「宇治市敬老祝金条例を廃止する条例を制定するについて」の賛成討論とします。〔議案第68号〕 (1) 質疑及び意見・要望の項目  ◯会議室を有償で宇治市体育協会の事務所として貸与する位置づけについて  ◯なぜ宇治市体育協会に貸与することとしたのかについて----------------------------------- ○議長(堀明人君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(堀明人君) これより討論を行います。渡辺俊三議員。 ◆(渡辺俊三君) (登壇)議案第67号、宇治市敬老祝金条例を廃止する条例を制定するについてに対する反対の討論を行います。 敬老祝金は1980年にスタートして、20年間にわたり70歳以上の高齢者に5,000円を贈っていたものを、2000年に大幅に縮小して満70歳に1万円、77歳で2万円、80歳で3万円、100歳で5万円にし、現在に至っています。 敬老祝金は市が長寿を祝う制度として定着してきています。委員会質疑の中で、敬老祝金は高齢者の長寿を祝い、老人福祉に寄与するものとの行政的意義については、今もその考えには変わりがないとの答弁もありました。行政的意義が失われていない行政施策をやめるというのは、どういうことなのでしょうか。つじつまが合いません。 市は、個人給付的事業を見直して制度で支える施策を行うとしていますが、そもそも福祉制度というのは個人を支援する制度であって、高齢者福祉事業は高齢者個人お一人お一人がその施策を享受するものであります。制度で支えると言いわけ、これも全く成り立たない議論です。 敬老祝金の廃止によって削減される予算は8,600万円で、一方、新規事業に要する費用というのは五、六千万円に過ぎず、結局、経費削減のために廃止しようとするものです。 高齢者人口が今後増加し、祝金の事業費が増大することも廃止理由としています。これに賛成する議論もありますが、これも逆立ちした議論で、高齢者人口がふえれば、それに見合って高齢者の福祉予算をふやすことこそ本来の福祉行政の姿ではありませんか。 地元紙の10月11日の投書欄に、「来年、敬老祝金を受給するまでは、よみへは行けないと思っていた矢先の急な出来事であります」という記事が載りました。 このように、宇治市の敬老祝金は高齢者にとって喜びと励ましになっているのです。高齢者お一人お一人への祝福と激励をやめ、経費削減によって高齢者福祉を後退させるような宇治市敬老祝金条例を廃止する条例に反対するものであります。 ○議長(堀明人君) 松峯 茂議員。 ◆(松峯茂君) (登壇)議案第67号、宇治市敬老祝金条例を廃止する条例を制定するについてにつきまして、民主党宇治市議会議員団を代表して賛成の立場で討論を行います。 敬老祝金については、本市に居住する高齢者の長寿を祝福し、あわせて老人福祉の増進に寄与することを目的に、満70歳以上の高齢者に年額5,000円を支給する制度として昭和55年に創設されました。 その後、社会情勢の変化などを踏まえ、平成12年度に満70歳に1万円、満77歳に2万円、満88歳に3万円、満100歳に5万円を贈る節目支給に改められ現在に至っているものであります。 本市の高齢化の特徴として、人口に占める団塊の世代の方々の割合が他市に比べ多い人口構造にあることや、人口減少傾向と相まって今後急激に高齢化が進行し、13年後の団塊の世代の方々が75歳を迎える平成37年には、本市で初めて30%の大台を突破することが予測されております。とりわけ75歳以上の方が現時点に比べて約2倍となるなど、人口構成も大きく変化することが予想されております。 これらの推計から、今後、介護保険を初め多くの高齢者関連施策・事業すべてについて対象者の自然増等による事業費の増大は不可避となっています。 加えて、敬老祝金を現行制度のまま継続実施した場合、概算支給額は平成30年度には1億円の大台を突破し、ピークとなる平成37年度には約1億2,000万円の単年度支出が見込まれることも答弁で明らかとなりました。 このように、だれも経験したことがない超高齢化社会を迎え、人口構造が大きく変化していく時代にあっては、これまでのような前例踏襲ではなく、課題に的確に対応した施策・事業を創出していかなければならないことは行政の当然の責務ではないかと考えています。 人口や経済の右肩上がりの時代が終わり、本市においても人口減少と高齢化が本格的に進展していく中で、限りある財源を真に効果的なものとするためには、個人給付的事業ではなく、制度・仕組みといったもので高齢者全体を支えていくという視点から、選択と重点化を図っていくべきであると考えます。 そうした点で、今般示された個人給付的な事業を初めとする各種事業のあり方について制度で支えるといった理念のもと策定された高齢者施策基本方針に基づき、今後の高齢者を支えるための最優先課題を「高齢者の命と暮らしと尊厳を守ること」とされてきたことと認識しており、高く評価するものであります。 一方で、敬老祝金事業廃止に伴う貴重な財源を真に効果的なものとし、制度で支える高齢者施策を実現していく当局の責任はまことに大きなものがあると考えます。したがいまして、今後の基本方針の具体的な事業化・予算化の際には、重点的・優先的な予算計上が必要と考えています。 さらに、今般の基本方針に関しまして、高齢者の方々は当然のこと、未来の世代の方々に対してもあらゆる機会を通じて懇切丁寧な説明に努め、祝金廃止の趣旨を十分に理解していただく努力を当局側には強く要望して、議案第67号、宇治市敬老祝金条例を廃止する条例を制定するについての賛成討論といたします。 ○議長(堀明人君) 池内光宏議員。 ◆(池内光宏君) (登壇)議案第67号、宇治市敬老祝金条例を廃止する条例を制定するについての採決に先立ち、社会議員団を代表し反対の立場から討論を行います。 宇治市敬老祝金は、さかのぼること33年前の昭和55年に制定された宇治市条例第12号、宇治市敬老祝金条例がその根拠法令であり、満70歳以上の老人に一律5,000円支給されたのが始まりであります。 その後、平成12年、久保田市長により条例の一部改正が行われ、満70歳、古希の方に1万円、満77歳、喜寿の方に2万円、満88歳、米寿の方に3万円、そして白寿も過ぎ、満100歳の方に5万円と、節目支給に変更されました 自来12年、宇治市の高齢者には、その適用年齢になればだれもが公平、平等に市民を代表する宇治市長から敬老祝金が支給されてまいりました。 敬老祝金は、その名のとおり人生の苦楽を超えて生き抜いてきた高齢者の方に対し、次世代の人々からの尊敬と祝福、そして激励を込めた贈り物であり、それは金額の多い少ないで勘定できるものではありません。 今般、久保田市長は、年々高齢化が進む時代にあって、年間8,600万円に上る敬老祝金を廃し、制度で支える高齢者施策と銘打って認知症ケアホームの家賃補助制度や高齢者で虐待を受けた人への緊急ショートステイ所の確保などを新設するとの施策を決めました。 私自身は、これらの施策そのものについて何ら異論を唱えるものではありませんが、これらの施策に要する財政規模が五、六千万円であるとの当局の見解を伺いますと、追加施策ならまだしも、たとえ単年であろうと財政規模が縮小するのに制度で高齢者福祉を充実するなどということは理解できないし、経費削減のため切りやすいところから切ると言わざるを得ません。 敬老祝金を廃止するくらいなら、市長初め理事者の退職金の大幅な見直しとか、あるいは莫大な投資が懸念される太閤堤跡の史跡公園開発を一時凍結するとか、思い切ったやり方がほかにあるのではないでしょうか。 いずれにせよ、今回の敬老祝金の廃止は多くの高齢者の心に寄り添ったものでないことを申し上げて、私の反対討論といたします。 ○議長(堀明人君) 片岡英治議員。 ◆(片岡英治君) (登壇)議案第67号、宇治市敬老祝金条例を廃止する条例制定について、反対の立場から討論を行います。 先ほど敬老の祝いが催されましたけれども、その席上で久保田市長は、みんなが座っている席に行かれてお金を渡されるときに、このように言われました。「宇治市がすばらしい発展を遂げ、そしてこんなに豊かな生活ができるようになったのも、ひとえに皆様のおかげです」と言われました。 でも、本当にそうでしょうか。本当にすばらしい発展を遂げているでしょうか。観光の面、いろいろあります。 そして、高齢者の方々が豊かな生活ということを実際に実感しておられるでしょうか。介護保険料も厳しいという声があります。国民健康保険料も高い。そんな中で、唯一の年金から介護保険料は天引きされるというふうなこともあります。高齢者の方々は非常に困っておられます。 こういう中で、唯一高齢者の方々が楽しみにしておられるのは、節目節目に支給される祝い金でございます。これまでなくされるということが、どれだけ高齢者の夢を摘んでしまうものであるかということを、よくお考えいただきたいと思います。 賛成討論の中では健全財政というふうなことを言われましたけれども、障害福祉サービス事業所に対する調査も非常に緩やかでございます。数億円、早く徴収すれば、できないことはないわけでございます。 それから、太閤堤にしましても、私は反対ではありません。むしろ、これを観光のまちおこしに使うということは大事でございますけれども、これを非常に大きく広げるということは、私は控えていただきたいと思います。 黄檗山手線あるいは郵便局のところから槙島に抜ける線、確かに便利になりました。私もよく利用させていただいております。片道10分は節約になります。 そういったことよりも、久保田市長が高齢者の方々に言われた、これまで世の中に尽くしてこられたということを本当に真剣にお思いになるならば、これはぜひやめていただきたいと思います。 あと、もし仮にこの条例が廃止されることになったといたしましても、数年間の猶予期間は置いて状況を見ていただきたいと思います。 以上をもって反対討論といたします。 ○議長(堀明人君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(堀明人君) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 最初に、議案第67号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 本議案は委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (民主党宇治市会議員団、自由民主党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団及び浅井議員起立) 起立多数であります。 よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第68号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 本議案は委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第7 議案第73号から議案第81号まで ○議長(堀明人君) 次に、日程第8、議案第73号から議案第81号までの9議案を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。久保田市長。 ◎市長(久保田勇君) (登壇)ただいま議題となりました議案第73号から議案第81号までの9議案につきましてご説明を申し上げます。 提案いたします9議案につきましては、平成23年度宇治市一般会計歳入歳出決算を初め各特別会計及び企業会計の決算の認定を求めるものでございます。 決算に係ります詳細につきましては、会計管理者及び水道事業管理者より説明を申し上げますので、どうぞよろしくご審議を賜り、ご認定をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(堀明人君) 戸根会計管理者。 ◎会計管理者(戸根安広君) (登壇)ただいま提案理由の説明がありました議案第73号、平成23年度の一般会計及び議案第74号から議案第80号までの7特別会計の歳入歳出決算に関する概要につきまして、歳入歳出決算書に基づきまして会計ごとに順次ご説明を申し上げます。 まず最初に、議案第73号、一般会計についてご説明申し上げます。 歳入につきましては決算書2ページから7ページでございます。 歳入合計は、予算現額634億3,251万2,132円、調定額631億3,989万9,604円に対しまして、収入済額609億1,514万3,519円でございます。不納欠損額は1億8,492万8,952円、収入未済額は20億3,982万7,133円となっております。 次に、歳出につきましては8ページから13ページでございます。 歳出合計は、予算現額634億3,251万2,132円に対しまして、支出済額603億4,137万6,173円でございます。翌年度繰越額は15億2,496万5,176円、不用額は15億6,617万783円となっております。 したがいまして、歳入歳出差し引き残額は5億7,376万7,346円となりましたが、繰越明許費繰越額2億920万7,169円を差し引きいたしますと、翌年度繰越額は3億6,456万177円となったところでございます。 続きまして、議案第74号、国民健康保険事業特別会計についてご説明申し上げます。 まず、歳入につきましては170ページから173ページでございます。 歳入合計は、予算現額189億3,720万円、調定額200億4,513万2,739円に対しまして、収入済額190億4,865万342円となっております。不納欠損額は1億8,283万5,689円、収入未済額は8億1,364万6,708円でございます。 次に、歳出につきましては174ページから177ページでございます。 歳出合計は、予算現額189億3,720万円に対しまして、支出済額186億1,705万5,924円、不用額は3億2,014万4,076円でございます。 したがいまして、歳入歳出差し引き残額は4億3,159万4,418円となり、同額が翌年度繰越額となっております。 次に、議案第75号、後期高齢者医療事業特別会計についてご説明を申し上げます。 まず、歳入につきましては210ページから211ページでございます。 歳入合計は、予算現額18億7,792万3,000円、調定額19億4,843万9,483円に対しまして、収入済額19億1,662万1,816円となっております。不納欠損額は217万8,671円、収入未済額は2,963万8,996円でございます。 次に、歳出につきましては212ページから213ページでございます。 歳出合計は、予算現額18億7,792万3,000円、支出済額18億4,927万6,108円となっております。不用額は2,864万6,892円でございます。 したがいまして、歳入歳出差し引き残額は6,734万5,708円であり、翌年度繰越額も同額となっております。 次に、議案第76号、介護保険事業特別会計についてご説明を申し上げます。 まず、歳入につきましては228ページから231ページでございます。 歳入合計は、予算現額108億9,235万4,000円、調定額107億3,493万4,137円に対しまして、収入済額106億6,905万5,087円となっております。不納欠損額は1,896万2,640円、収入未済額は4,691万6,410円でございます。 次に、歳出につきましては232ページから233ページでございます。 歳出合計は、予算現額108億9,235万4,000円、支出済額105億2,816万2,714円となっております。不用額は3億6,419万1,286円でございます。 したがいまして、歳入歳出差し引き残額は、次の234ページでございますが、1億4,089万2,373円であり、翌年度繰越額も同額となっております。 次に、議案第77号、墓地公園事業特別会計についてご説明を申し上げます。 まず、歳入につきましては262ページから263ページでございます。 歳入合計は、予算現額8,850万円、調定額8,393万697円に対しまして、収入済額8,357万8,697円となっております。不納欠損額はゼロ、収入未済額は35万2,000円でございます。 次に、歳出につきましては264ページから265ページでございます。 歳出合計は、予算現額8,850万円に対しまして、支出済額8,357万8,697円でございます。不用額は492万1,303円となっております。 したがいまして、歳入歳出差し引き残額はゼロでございます。 次に、議案第78号、簡易水道事業特別会計についてご説明申し上げます。 まず、歳入につきましては276ページから277ページでございます。 歳入合計は、予算現額2億2,600万円、調定額1億6,136万1,439円に対しまして、収入済額1億6,122万7,146円でございます。不納欠損額はゼロ、収入未済額は13万4,293円となっております。 次に、歳出につきましては278ページから279ページでございます。 歳出合計は、予算現額2億2,600万円に対しまして、支出済額1億5,978万7,146円でございます。翌年度繰越額は6,180万円、不用額は441万2,854円となっております。 したがいまして、歳入歳出差し引き残額は144万円で、繰越明許費繰越額が同額でございますことから、翌年度繰越額はゼロとなっております。 次に、議案第79号、飲料水供給施設事業特別会計についてご説明申し上げます。 まず、歳入につきましては292ページから293ページでございます。 歳入合計は、予算現額770万円、調定額697万6,192円に対しまして、収入済額697万4,407円となっております。不納欠損額はゼロ、収入未済額は1,785円でございます。 次に、歳出につきましては294ページから295ページでございます。 歳出合計は、予算現額770万円、支出済額697万4,407円でございます。不用額は72万5,593円となっております。 したがいまして、歳入歳出差し引き残額はゼロでございます。 次に、議案第80号、公共下水道事業特別会計についてご説明申し上げます。 まず、歳入につきましては304ページから305ページでございます。 歳入合計は、予算現額98億460万円、調定額75億5,480万9,532円に対しまして、収入済額74億9,746万1,054円となっております。不納欠損額は323万2,932円、収入未済額は5,411万5,546円でございます。 次に、歳出につきましては306ページから307ページでございます。 歳出合計は、予算現額98億460万円に対しまして、支出済額74億141万1,054円でございます。翌年度繰越額は18億9,900万円、不用額は5億418万8,946円となっております。 したがいまして、歳入歳出差し引き残額は9,605万円となり、繰越明許費繰越額が同額でございますことから、翌年度繰越額はゼロとなっております。 ただいま一般会計並びに各特別会計の歳入歳出決算についてご説明を申し上げましたが、各会計の実質収支を申し上げますと、一般会計につきましては3億6,456万177円の黒字、特別会計につきましては、国民健康保険事業特別会計で4億3,159万4,418円、後期高齢者医療事業特別会計で6,734万5,708円、介護保険事業特別会計で1億4,089万2,373円の黒字となっております。その他の会計につきましては、それぞれ実質収支額はゼロでございます。 以上、平成23年度の一般会計及び各特別会計の決算についてご説明を申し上げました。何とぞよろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(堀明人君) 桑田水道事業管理者。 ◎水道事業管理者桑田静児君) (登壇)引き続きまして、議案第81号、平成23年度宇治市水道事業会計決算の概要につきましてご説明を申し上げます。 決算書の1ページ、2ページの収益的収入及び支出につきまして、水道事業収益は消費税込みで33億4,670万1,653円となり、前年度に比べまして5,678万2,918円の減少となりました。 これに対しまして、水道事業費用は消費税込みで33億3,344万1,788円となり、前年度に比べまして4,036万4,628円の減少となりました。 次に、5ページの税抜き損益計算書では、損益計算の結果、下から3行目の当年度純利益が215万1,888円となり、前年度繰越利益剰余金4,903万6,983円に加算いたしますと、当年度未処分利益剰余金は5,118万8,871円となりました。 引き続き、決算書3ページ、4ページの資本的収入及び支出につきましては、収入額が1億9,828万7,747円、支出額が7億4,253万7,387円となり、差し引き不足額5億4,424万9,640円につきましては当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額919万4,377円と過年度分損益勘定留保資金5億3,505万5,263円で補てんをいたしました。 以上、よろしくご審議を賜り、ご認定いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(堀明人君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(堀明人君) お諮りいたします。 9議案については、13人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中も継続して審査することといたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、9議案については、13人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中も継続して審査することに決しました。 ○議長(堀明人君) ただいま設置されました決算特別委員会の委員については、委員会条例第5条第1項の規定により、議長において、宮本繁夫議員、山崎恭一議員、木沢浩子議員、西川博司議員、田中美貴子議員、石田正博議員、坂下弘親議員、荻原豊久議員、金ヶ崎秀明議員、関谷智子議員、稲吉道夫議員、浅見健二議員、片岡英治議員、以上13人の議員を指名いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました13人の議員を決算特別委員会委員に選任することに決しました。----------------------------------- ○議長(堀明人君) 暫時休憩いたします。     午後2時24分 休憩     午後3時10分 再開 ○議長(堀明人君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △日程第9 請願第24-5号 ○議長(堀明人君) 次に、日程第9、請願第24-5号を議題といたします。 委員長の報告を求めます。文教福祉常任委員会 山崎恭一委員長。 △文教福祉常任委員長報告 ◆文教福祉常任委員長(山崎恭一君) (登壇)ただいま議題となりました請願第24-5号、小学校長期休暇期間中における育成学級の8時開所を求める請願について、平成24年度10月2日に本委員会が審査いたしました結果についてご報告いたします。 本請願については、無会派委員から反対討論が、日本共産党宇治市会議員団委員及び社会議員団委員から賛成討論がそれぞれ行われ、採決の結果、日本共産党宇治市会議員団委員及び社会議員団委員が賛成し、賛成少数で不採択すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑、意見・要望の項目及び討論の詳細については、請願審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                         平成24年10月3日 宇治市議会議長 堀 明人様                    宇治市議会 文教福祉常任委員会                         委員長   山崎恭一             請願審査報告書 本委員会に付託の請願を審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第140条の規定により報告します。                 記1.請願名   請願第24-5号 小学校長期休暇期間中における育成学級の8時開所を求める請願2.審査結果   上記請願、不採択すべきものと決する。3.審査概要〔請願第24-5号〕 (1) 質疑及び意見・要望の項目  ◯宇治市全体で夏休み期間中に育成学級を利用している生徒のうち何割くらいが開所時間を待っているのかについて  ◯近隣他市の育成学級の運営状況について  ◯宇治市で8時開所を行う場合に必要な経費について  ◯今後の取り組みの方向性について  ◯財源的に厳しいと思うが今後、保護者の不安を取り除くためにも取り組んでいくべきについて  ◯国の動向に関係なく宇治市独自で実施できるのではないかについて  ◯働いている保護者も多い中で市は最大限努力するべきについて  ◯安全対策支援員が育成学級のかぎを開けられないのかについて  ◯外で開所を待っている子供たちの状況について  ◯8時から安全対策支援員がいるので市としては安全面で問題ないと認識しているのかについて  ◯育成学級開所の8時半を待っている間の事故に対しての責任と補償について  ◯児童のけが等に対する保険制度の保障内容について  ◯子ども・子育て新システムの関係でいつごろ国から見直しの要請があるのかについて  ◯第5次総合計画の中で「多様な形態によるサービス提供」とあるが、どのようなサービスを想定しているのかについて  ◯放課後児童対策事業の充実に努めることについて  ◯育成学級の開設時間について  ◯放課後の始まりの概念について  ◯なぜ土曜日の開所時間が7時半からなのかについて  ◯指導員の理解が得られたら8時開所ができるのかについて  ◯8時開所ができない理由について  ◯保護者ニーズの見きわめができていないことが、8時開所ができない理由なのかについて  ◯何かと理由をつけて先送りにしてはいけないということについて  ◯8時開所を実施すると決めたら整理できる課題ばかりではないのかについて  ◯指導員が来た時点で教室を開けて子供たちが入れるようにしているのかについて  ◯8時開所を実施する気はないのかについて  ◯市としては現在の体制で子供の身体面・精神面の安全・安心を確保できているということなのかについて  ◯学校側は現状をどのように認識しているのかについて  ◯学校側は現在の体制で安心されているのかについて  ◯学校側にこのような請願が出てるというようなことも含めて現状を把握してもらい、協力をお願いすることも必要であることについて  ◯開所時間を早めなくとも安全を確保できることをもう一度考え、対応することについて (2) 討論の詳細  ①無会派委員    請願第24-5号、小学校長期休暇期間中における育成学級の8時開所を求める請願に対して反対の立場から討論を行います。    本請願の趣旨は、夏休みなどの長期休暇期間中における育成学級の開所時間を現在の8時30分から8時にしてくださいというものであります。請願の趣旨では指導員が来られるまで子供たちだけで学級前で待たしている状態だとのことでしたが、先ほどの質疑の中で当局のお答えにもありましたが、育成学級に通う子供たちの安全のために安全対策支援員が8時から配置され、育成学級周辺や運動場などの巡回を行っているということ、また、指導員は8時過ぎから出勤され、学級周辺で遊ぶ子供たちへの目がある程度行き届く状態になっているのではないか。また指導員の方が現実には8時過ぎから出勤をされているということでありますので、柔軟な対応をされている。5分前、10分前ぐらいに学級に入れているという状況も含めて柔軟に対応されているというようなことを判断いたしますと、学級前で子供たちをそこでじっと待たしているという状況ではないのではないかと思います。そういったようなことを考えれば安全面では特に問題はないと言えるのではないかと思います。    2点目には、開所時間を30分早めることによって当然にもそのことに伴う経費、ほとんど人件費だと思いますが、経費の負担の問題であります。請願では、宇治市のほうで全額財源を確保してほしいということでありますけれども、そうなれば、これまでの市と保護者とが経費を2分の1ずつ負担するというルールが崩れてしまうことになります。そのことについて、請願団体はどのように考えておられるのかよくわかりませんが、先ほどの当局のお答えにもありましたが、他の市町では、延長して見てもらっている場合に、延長料金として100円保護者が負担しているところもあるというふうにお聞きいたしました。宇治市の場合、全体の1割に満たない子供たちに対する財政面での保護者負担の考え方として、市としてもし実施を考えた場合に、このようなやり方も一理あるのではないかと思います。    8時30分より前に通級している子供たちが学級によって差があり、かつ全体通級児童の1割程度である場合に、すべての学級を一律に8時に変更する必要があるのかどうか、保護者負担のあり方も含めてまだまだ慎重に検討していく必要があるのではないかと考えます。よって本請願については、以上のことを考えれば、現時点においては賛成できるものではありません。    宇治市におかれましては、子育て支援に大きな役割を果たしている育成学級の運営に対して、限られた財源の中、今後も引き続いて、現場の状況を踏まえ、児童の安全を第一に、より充実した環境整備に努められますよう要望いたしまして反対討論といたします。  ②日本共産党宇治市会議員団委員    請願第24-5号、小学校長期休暇期間中における育成学級の8時開所を求める請願に対する賛成の討論を行います。    両親ともに働いて収入を得ているという家庭が当たり前のように今なってきています。またひとり親がフルタイムで働くという家庭もふえてきています。今日の社会で、保育所と学童保育・育成学級は、子育てにとって欠かすことのできない施設・施策であります。    宇治市の学童保育であります育成学級は、ほぼすべての小学校に設置されるなど全国的にも先進的な施策として始まり、社会状況の変化や学校5日制などの教育の変化に合わせて変化してきました。    子供たちは、授業のある日は8時頃に登校し、授業のない土曜日は7時30分から育成学校に通いますが、夏休みなどの長期休暇期間は8時半にならなければ育成学級が開きません。長期期間中もそれ以外の期間にも、保護者の就業時間は変わりません。夏休みや春休み期間中だけ、親が家を出た後に、子供たちだけで戸締りをして出かけるというのは大変不安です。いつもの時間に出かけると、育成学級の前でしばらく待つことになります。スクールサポーターを配置して安全配慮をしているとのことですが、育成学級の制度として他市並に開設時間を早めるべきであります。また、わずかの児童のために財政負担はできないことに一定の理解をできるとこういう意見もありますが、140人もの子供が開設前に待っている、こういうことは解決すべきことであります。「どうして長期休暇期間中だけ開室が遅くなるのか」という声が出てくるのは当然のことであります。保育所にも通っていた子供たちと保護者にとっては、保育所では当たり前のことが、同じ子育て施設の育成学級ではなぜこういう不自然なことが続くのかという思いが出てきています。こうした状況から、切実で道理ある願いで、多くの保護者の皆さんの願いが込められた本請願は採択すべきものとして、採択に賛成するものであります。  ③社会議員団委員    小学校長期休暇期間中における育成学級の8時開所を求める請願に賛成の立場から討論を行います。    親の就労環境、また経済事由と子育てのはざまにあって、育成学級の社会的役割は大きく、とりわけ小学校長期休暇中の午前8時開所は切実なものであろうかと考えます。現在、通常土曜日は8定点で午前7時30分より開所していることも考えるならば、長期休暇期間中の午前8時開所は決して無理なものとは考えられず、また財源的な面からも過分な負担であるとは考えられません。子供の安心・安全、親の不安解消のためにも、請願に賛成をするものであります。なお、実施に当たっては指導員の労働条件の変更など課題もありますので精査をしておいていただきたいと思います。以上で賛成討論といたします。----------------------------------- ○議長(堀明人君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(堀明人君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(堀明人君) これより請願第24-5号を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択すべきものであります。 本請願は採択するに賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団、社会議員団起立) 起立少数であります。 よって、請願第24-5号は不採択されました。----------------------------------- △日程第4 意見書案第14号から意見書案第16号まで ○議長(堀明人君) 次に、日程第10、意見書案第14号から意見書案第16号までの3意見書案を一括して議題といたします。 お諮りいたします。 3意見書案については、会議規則第37条第2項の規定により提案理由の説明を省略いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、3意見書案については提案理由の説明を省略することに決しました。 ○議長(堀明人君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(堀明人君) お諮りいたします。 3意見書案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、3意見書案については、委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(堀明人君) これより討論を行います。片岡英治議員。 ◆(片岡英治君) (登壇)意見書案第15号、米軍輸送機「オスプレイ」配備撤回を求める意見書について、反対の立場から討論を行います。 このことは、非常に日米安全保障条約とも関係があると私は思っております。なぜならば、当初、中国が非常にこだわっている尖閣諸島については、石原東京都知事が都で所有するというときには、そんなにがんがん反対運動はなかったわけですが、ところがそれを受けて国のほうで買うというふうなことを野田首相が言った途端に、ああいう状況になったわけでございます。ということは、やはり日米との間にすき間風が吹き始めたというふうに国民は思っていると思います。だから、自民党の総裁に安倍さんが選ばれたわけでございますけれども、国民の世論調査では、支持率が35%を超えているというふうなことがあると思います。 私は、国民が選んだ現在の政権与党が、日米安全保障条約がこれ以上変なことにならないようにということで、このオスプレイの配備を異論なく進めていくということについて、私は当然だというふうに考えております。 以上、この意見書案に反対の討論を行います。 ○議長(堀明人君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(堀明人君) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 最初に、意見書案第15号を採決いたします。 本意見書案は原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団、社会議員団及び浅井議員起立) 起立少数であります。 よって、意見書案第15号は否決されました。 次に、意見書案第16号を採決いたします。 本意見書案は原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団、社会議員団及び無会派起立) 起立少数であります。 よって、意見書案第16号は否決されました。 次に、意見書案第14号を採決いたします。 本意見書案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、意見書案第14号は原案のとおり可決されました。 意見書第14号の取り扱いは議長にご一任願います。----------------------------------- △日程第11 閉会中継続審査・調査 ○議長(堀明人君) 次に、日程第11、閉会中継続審査・調査を議題といたします。 各常任委員長、議会運営委員長及び平成24年8月13日・14日京都府南部地域豪雨災害対策特別委員長から、目下委員会において審査・調査中の事件について、お手元に配付いたしておりますとおり閉会中継続審査・調査の申し出があります。 ○議長(堀明人君) お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり閉会中継続審査・調査に付することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。-----------------------------------                        平成24年10月16日 宇治市議会議長 堀 明人様                      宇治市議会 総務常任委員会                         委員長   西川博司             閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件 (1)調査事件   ア.防災について          イ.文書法規について   ウ.国際交流について        エ.人事、給与、研修について   オ.広報及び広聴について      カ.総合計画及び広域行政について   キ.事務事業の管理について     ク.高度情報化の推進について   ケ.財政について          コ.財産管理について   サ.契約事務について        シ.市税収入及び税制度について   ス.会計事務及び物品管理について  セ.消防及び救急業務について   ソ.選挙事務について        タ.監査事務について   チ.公平委員会について       ツ.固定資産評価審査委員会について2.理由    委員会調査未了のため。-----------------------------------                        平成24年10月16日 宇治市議会議長 堀 明人様                    宇治市議会 市民環境常任委員会                         委員長   石田正博             閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件 (1)調査事件   ア.文化振興について        イ.自治振興について   ウ.戸籍、住民基本台帳、外国人登録及び印鑑登録等の窓口業務について   エ.農林茶業、畜産業及び水産業並びに農業共済について   オ.観光について          カ.産業、商工及び労働者施策について   キ.消費者保護について       ク.人権啓発について   ケ.男女共同参画について      コ.環境施策について   サ.廃棄物の処理及び清掃について  シ.墓地及び斎場について   ス.農業委員会について       セ.国民文化祭について2.理由    委員会調査未了のため。-----------------------------------                        平成24年10月16日 宇治市議会議長 堀 明人様                    宇治市議会 建設水道常任委員会                         委員長   坂本優子             閉会中継続審査・調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続審査・調査を要するものと決定したから、会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件 (1)付託請願審査   ア.請願第24-4号 京阪宇治バスの運行についての請願 (2)調査事件   ア.鉄軌道関係事業の推進について  イ.道路、河川、橋梁等の整備について   ウ.市有建物等の建築について    エ.市営建物の営繕について   オ.市営住宅について        カ.用地の取得について   キ.国、府等の大型建設事業に係る連絡調整について   ク.開発指導について        ケ.建築指導について   コ.建築確認申請の審査等について  サ.都市計画事業ついて   シ.公園緑地について        ス.上下水道の整備について   セ.交通対策について        ソ.文化財の保護について2.理由    委員会審査・調査未了のため。-----------------------------------                        平成24年10月16日 宇治市議会議長 堀 明人様                    宇治市議会 文教福祉常任委員会                         委員長   山崎恭一             閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件 (1)調査事件   ア.社会福祉援護について      イ.障害者福祉及び母子福祉について   ウ.国民年金について        エ.高齢社会対策について   オ.子育て支援について       カ.保健衛生及び医療について   キ.国民健康保険について      ク.介護保険について   ケ.学校教育について        コ.生涯学習、社会教育について   サ.生涯スポーツについて      シ.青少年対策について   ス.図書館について         セ.歴史資料の保護について2.理由    委員会調査未了のため。-----------------------------------                        平成24年10月16日 宇治市議会議長 堀 明人様                      宇治市議会 議会運営委員会                         委員長   浅見健二             閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件 (1)調査事件   ア.議会の運営について   イ.議会の会議規則、委員会に関する条例等について   ウ.議長の諮問について   エ.議会改革について2.理由    委員会調査未了のため。-----------------------------------                        平成24年10月16日 宇治市議会議長 堀 明人様                宇治市議会平成24年8月13日・14日                 京都府南部地域豪雨災害対策特別委員会                        委員長   矢野友次郎             閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件 (1)調査事件   ア.平成24年8月13日・14日京都府南部地域豪雨災害について2.理由    委員会調査未了のため。----------------------------------- ○議長(堀明人君) 以上をもって今期定例会に付議された事件はすべて議了いたしました。 これにて本日の会議を閉じ、平成24年9月宇治市議会定例会を閉会いたします。     午後3時18分 閉議・閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                宇治市議会議長  堀 明人                宇治市議会副議長 宮本繁夫                宇治市議会議員  坂本優子                宇治市議会議員  山崎恭一...